河合歯科医院の小児歯科・小児矯正|兵庫県加古川市の歯医者

兵庫県加古川市、高砂、姫路で歯医者なら国道2号線沿い、
JR加古川駅・宝殿駅からいける河合歯科医院

〒675-0054 兵庫県加古川市米田町平津683

小児歯科・小児矯正 PEDIATRIC

小児歯科について

お子様に寄り添った対応を心がけ
安心して通える歯医者さんを
目指します

お子様が健やかに成長するためには、小さいうちから歯科医院に通うことが大切です。しかし、歯医者には見慣れない機材が多く、不安や緊張を覚える子も少なくありません。当院では、お子様の年齢や性格をみながら、無理のない小児歯科診療をご提供しております。「歯医者さんは楽しい!」と思ってもらえるよう、和やかな対応を心がけておりますので、歯医者が苦手な場合でも、まずはお気軽にご相談ください。

TROUBLE

こんな場合はご相談ください
  • 子どもにむし歯がある
  • 歯みがきがちゃんとできず困っている
  • 子どもが歯を痛がっている
  • フッ素を塗ってほしい
  • 子どもの歯に穴が開いている
  • 怖がらずに歯医者に通ってほしい
  • 歯が黒っぽくなっている
  • 子どもの歯並びが気になっている

当院の小児歯科

バリアフリー設計で
通いやすい歯科医院

院内はバリアフリー設計を施しており、車椅子やベビーカーのままスムーズに移動していただけます。エレベーターも設置してあるため、階段を昇り降りする必要がなく、小さなお子様連れのかたも安心です。また、待ち時間も楽しめるよう、キッズスペースもご用意しています。ご家族皆さまにとって通いやすく、快適に過ごせる環境づくりを心がけています。

エレベーター設置
車椅子・ベビーカーのまま
出入りOK
キッズスペースもあります

まずは歯医者さんに
慣れることからスタート
お子様のペースに合わせて
無理のない診療

歯医者が苦手な人の多くが、「子どもの頃に無理やり治療された」「痛いことをされた」という経験を抱えています。こうした苦い記憶は大人になってからも心に残り、歯科から足が遠のく原因となります。当院では、お子様の将来の健康を考え、無理やり押さえつけて治療することは絶対にしません。まずは歯医者さんに慣れてもらうことを目標にブラッシングを行い、「Tell・Show・Do」の考え方を取り入れ、できることから治療に取り組んでいきます。

Tell

わかりやすい言葉で
説明

Show

治療器具を
実際に見せる

Do

お子様が納得してから
治療

治療内容

フッ素塗布

フッ素には歯の表面を強化し、むし歯になりにくくする効果があります。当院では、定期的なフッ素塗布を通して、お子様の歯をむし歯から守るサポートを行っています。乳歯や生えたての永久歯は特にむし歯になりやすいため、早い時期からのケアが大切です。安全性にも配慮しながら、お子様の年齢やリスクに合わせて適切に処置を行います。

シーラント

シーラントとは、みがき残しが起きやすい奥歯の溝にプラスチック樹脂を埋め込む処置です。むし歯になりやすい部分を物理的にカバーすることで、むし歯のリスクを大きく減らします。歯を削らずにできる処置なので、痛みの心配がなく、短時間で終わります。小さなお子様も安心して受けられます。

ブラッシング指導

お子様自身で正しく歯をみがけるように、年齢や歯並びに合わせたブラッシング指導を行っています。また、必要に応じて保護者のかたへの仕上げみがきのコツをお伝えすることも可能です。毎日の歯みがきを見直すことで、むし歯予防効果をより得やすくなります。

口腔機能発達不全症について

現代のお子様に増えつつある
口腔機能発達不全症

お口には「噛む・飲み込む・話す・呼吸する」といった大切な役割があり、これらの役割をしっかり発揮するためには、年齢に応じた口腔機能の発達が欠かせません。しかし、近年、持病がないにもかかわらず、口腔機能が十分に発達しきらないまま成長するお子様が増えています。この状態は「口腔機能発達不全症」と呼ばれており、歯並びの乱れや発音・滑舌などへの影響が心配されます。年齢に応じた介入により、口腔機能の発達を促すことが大切です。

口腔機能発達不全症の原因

日常生活のふとした癖が
悪影響になることも…

口腔機能発達不全症の原因の一つに、日常生活のふとした癖があると考えられています。たとえば、指しゃぶりや口呼吸、頬づえ、舌を出す、柔らかいものばかり食べる食習慣などがあると、口腔機能が十分に発達しきらない可能性があるのです。噛む・飲み込む・話すといった口腔機能が育たないと、発音が不明瞭になる、食事に時間がかかる、飲み込みづらいといった問題が生じることがあります。お子様の健やかな発育を促すために、歯科などの専門家に相談し、早期介入を行うことが大切です。

10代の約半数が
口腔機能発達不全症の可能性

日本歯科医師会の調査によると、10代の子どもの約半数が食べこぼしや滑舌の悪さなどを自覚しており、「口腔機能発達不全症」に該当する可能性があると報告されています。噛む力や飲み込む力、発音の明瞭さなど、お口の基本的な機能が十分に発達していない子どもが増えているのです。お子様が異変に気付くことは難しいため、周囲の大人が気付き、適切なトレーニングへとつなげる必要があります。

低位舌による影響

低位舌とは、舌が本来の位置におさまらず、後ろに下がった状態のことです。咀嚼(噛むこと)・嚥下(飲み込むこと)、話す、呼吸などを妨げることがあるため、口腔機能の発達を促すトレーニングや、舌小帯切除術などの治療を検討する必要があります。

食べ方(咀嚼・嚥下)

低位舌だと、舌で食べ物をまとめたり正しく噛んだりできず、くちゃくちゃ・ぺちゃぺちゃという音が出やすくなります。また、飲み込みにくさにも影響します。

話し方

舌を十分に動かすことができず、発音や滑舌が悪くなることがあります。人との会話やコミュニケーションに支障が出る可能性も考えられます。

呼吸の仕方

低位舌により気道が狭くなると、口呼吸・いびき・睡眠時無呼吸などを引き起こすことがあります。また、気道を確保するために猫背になることもあります。

歯並び(不正咬合)

舌の位置が低いと、歯がきれいに並ぶことができず、歯並びが悪くなります。歯並びを整えるためには、形態の改善を目的とした歯列矯正治療が必要です。

小児矯正について

お子様の将来を見据えた
小児矯正治療を
ご提案いたします

小児矯正とは、顎の発育を利用して、歯並びや噛み合わせを整える治療のことです。大人になってから矯正するよりも、抜歯や大がかりな治療を避けられる可能性が高く、痛みや負担の軽減にもつながります。当院では、お子様一人ひとりに合わせた矯正治療をご提案しております。歯並びやお口の癖が気になる場合は、お気軽に当院までご相談ください。

TROUBLE

こんな場合はご相談ください
  • 子どもの前歯がガタガタに見える
  • 指しゃぶりや舌を出す癖がある
  • 前歯や下顎が出ている
  • 食べこぼしが多い気がする
  • 上下の歯が噛み合わない
  • 何度言っても口呼吸が直らない
  • 口をぽかんと開けていることが多い
  • 思春期前に歯並びを整えてあげたい

当院の小児矯正

日本矯正歯科学会認定医による
矯正相談

小児矯正に興味があっても、「いつから始めればいいの?」「うちの子には必要?」と迷ってしまうこともあるかと思います。当院では、日本矯正歯科学会認定医による矯正相談を行っております。専門的な視点から疑問やご不安にお答えし、納得して治療を選択できるようサポートいたします。相談したからといって、無理に治療をすすめることはないため、まずはお気軽にご相談ください。

歯並び悪化を招く癖を
改善するために
専門的なトレーニングを実施

指しゃぶりや爪噛み、口呼吸、お口ぽかん、舌で歯を押し出す癖など、歯並びを悪化させる習慣を改善するために、当院では口腔筋機能療法(MFT)と呼ばれる専門トレーニングもご提供しております。舌やお口周りの筋肉の発達を促すことで、歯並びだけでなく、食べ方(食べこぼし、くちゃくちゃ・ぺちゃぺちゃ音を立てる)、話し方(発音や滑舌が悪い)、呼吸の仕方(口呼吸、いびき、睡眠時無呼吸症候群、猫背)などの改善も目指します。

矯正相談について

小児矯正相談でできること

当院の矯正相談では、矯正担当医が小児矯正の特徴や安全性、メリット・デメリット、想定されるリスクまで丁寧にご説明しています。また、保護者のかたやお子様が気になっていること・ご不安なことをお聞きし、現在の状態に合わせたアドバイスも行っています。治療の流れや期間、費用の目安についても、詳しくご案内いたします。相談後に治療を始めるかどうかは自由ですので、まずはお気軽にご相談ください。

矯正相談当日は
次のように対応いたします

矯正相談では、基本的に治療は行わずヒアリングと歯科医師による説明を行います。お時間は30分~1時間ほどです。相談の結果、治療をご希望される場合は、当日の空き状況に応じて詳しい精密検査を行うこともできます。具体的な治療計画に関しては、精密検査の結果がそろい次第、後日あらためてご説明いたします。

装置の種類

床矯正

床矯正(しょうきょうせい)とは、取り外しできる矯正装置を用いて、歯がきれいに並ぶように整えていく治療です。前方向または横方向に歯列を広げ、デコボコした歯並びの改善を目指します。

床矯正

歯並びを改善するために使用する装置です。乳歯から永久歯に生え変わる時期のお子様に適しており、歯が並ぶためのスペースを作りながら、歯列をきれいに整えていきます。口腔筋機能療法(MFT)を併用することで、より理想的な歯並びを目指すことができます。

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、取り外し可能なマウスピース型の矯正装置を使用する治療です。治療効果は装置の種類によって異なるため、お子様の年齢や歯並びの状態に応じて使い分けます。

マイオブレース

歯並びを悪化させる原因(口呼吸・舌で歯を押し出す癖など)を改善し、歯が本来の位置に並ぶよう整える装置です。装着時間は日中1時間と就寝中のみであり、学校や外出先に装着していく必要はありません。顎や骨格の自然な成長発達を促し、歯並びの根本的な改善を目指します。

プレオルソ

ポリウレタン製のやわらかい素材でできた装置です。お口にフィットしやすく、痛みや違和感が出にくいのが特徴です。装着時間は日中1時間と就寝中のみであり、学校や外出先に装着していく必要はありません。舌を本来の位置に移動することで、歯並び悪化につながる癖や習慣を改善し、無理なく口腔機能の発達を促します。

T4K

お口周りの筋肉のバランスを整え、歯列を本来の位置に整える装置です。口呼吸や舌の癖などを改善することで、歯並びを自然に整えていきます。装着時間は日中1〜2時間と就寝中のみです。やわらかい素材でできており、違和感が少なく、継続して使いやすいといった特徴があります。

インビザラインファースト

透明なプラスチック素材でできた装置です。矯正装置がほとんど目立たないため、治療中の見た目が気になるお子様にも安心してお使いいただけます。装置が薄いので違和感が出にくいのが特徴です。微細な力を持続的にかけて歯並びを整えるため、痛みが少なくお子様でも無理なくお使いいただけます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は薬機法の対象外です

01 未承認医療機器であること
インビザライン®は薬機法上対象外の医療機器です。
医療機器としての矯正装置に該当しないため薬機法上の承認を得ていません。
マウスピースに使用される材料そのものは薬事承認されておりますので、安全にご使用いただけます。

02 国内の承認医薬機器等の有無
マウスピース型矯正装置はインビザライン®の他にもさまざまな種類があります。その中には、条件を満たして薬事承認されているマウスピース型矯正装置も国内でいくつか存在しています。

03 諸外国における安全性等に係る情報
1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。
これまで1,500万人以上の患者様に使用されておりますが、重篤な副作用の報告はありません。

04 入手経路等
インビザライン®は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。
当院はインビザラインを用いた治療システムを、アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。

05 医薬品副作用被害救済制度について
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

ワイヤー矯正

歯の表面にブラケットと呼ばれる留め具を装着し、ワイヤーを通して歯並びを整える治療です。軽度から重度まで幅広い症例に対応できる方法であり、永久歯が生え揃ってからの矯正治療として用いることもあります。

ワイヤー矯正

歯にブラケットと呼ばれる留め具を装着し、ワイヤーで歯を直接動かしていく装置です。スタンダードな矯正方法として知られており、さまざまな症例に対応しています。当院では、見た目が目立ちにくい「クリアブラケット」や「セラミックブラケット」などを取り扱っており、見た目に配慮したワイヤー矯正も可能です。ご希望のかたはお気軽にお申し出ください。

Ⅰ期治療とⅡ期治療について

小児矯正は年齢や顎の発達によって、Ⅰ期治療とⅡ期治療に分かれます。お子様に適した矯正治療を受けることで、きれいで機能的な歯並びを手にすることが可能です。

5歳~12歳頃

Ⅰ期治療

乳歯から永久歯へと生え変わる時期に行う矯正治療です。矯正装置を使って歯が並ぶためのスペースを確保し、歯並びをきれいに整えていきます。顎の骨が成長する力を活かすため、痛みや負担が少なく、小さなお子様でも無理なく続けられます。Ⅰ期治療で歯並びがしっかり整った場合は、Ⅱ期治療を行わず、定期的な経過観察のみで対応することもあります。

12歳~成人

Ⅱ期治療

永久歯がすべて生え揃った時期以降に行う治療です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正などで歯を適切な位置に動かし、きれいに整えていきます。骨の柔軟性が高く、歯の移動が比較的容易な10代のうちに治療を始めることで、理想の歯並びに近づきやすくなります。永久歯が生え揃ってしまったと諦める前に、まずは当院にご相談ください。

治療の流れ

1.矯正医による初回相談

小児矯正にご興味のあるかた、矯正しようか迷われているかたは、当院の矯正相談にお越しください。カウンセリングで気になる症状やお悩みをお伺いしたうえで、治療について丁寧にご説明いたします。また、歯科医師が口腔内をチェックし、顎の発育や歯並びの状態を確認したうえで、治療の必要性やタイミングについてアドバイスいたします。

2.精密検査

当院で治療を希望されたかたに、精密検査を行います。レントゲン撮影や歯型の採取、歯科用CT検査などを実施し、歯並びや顎の骨格、噛み合わせの状態などを細かく確認します。得られた検査データは、正確な診断と治療計画の作成に役立てます。

3.診断・治療計画のご案内

精密検査の結果をもとに、診断結果と今後の治療方針についてご説明いたします。使用する装置の種類や治療にかかる期間、費用なども丁寧にお伝えします。わからないことやご不安なことがありましたら、どんなことでもお尋ねください。

4.治療開始

治療方針に同意をいただいた後、実際に矯正装置を装着して治療を開始します。治療開始直後は矯正装置に慣れず、違和感があるかもしれません。時間経過とともに無理なくお使いいただけますが、万が一、気になる症状がありましたら、いつでもご相談ください。

5.経過観察・保定

矯正装置による治療が終了したら、歯が元の位置に戻らないよう、保定装置を装着して歯並びを安定させます。お子様の成長に合わせて、数ヵ月ごとに定期的なチェックやメンテナンスを行いながら経過をみていきます。

費用

料金表

矯正医による初回相談3,000円+税
(税込3,300円)
精密検査35,000円+税
(税込38,500円)
治療費(T4K)50,000円+税
(税込55,000円)
治療費(インビザラインファースト以外)300,000円+税
(税込330,000円)
治療費(インビザラインファースト)400,000円+税
(税込440,000円)
調整料(装置使用中のみかかる費用)4,000円+税
(税込4,400円)
観察料(装置使用中のみかかる費用)3,000円+税
(税込3,300円)

お支払方法

当院では、下記のお支払方法が可能です。

現金
現金でのお支払い
クレジットカード
※自費診療のみ
VISA/JCB/
Mastercard/など
デンタルローン
低金利分割払いでの
お支払い

医療費控除について

1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。

注意点・リスク・副作用

・治療の初期段階では痛みや不快感が生じやすくなりますが、1週間前後で慣れます。
・歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間より延長する場合があります。
・装置の使用状況や定期的な通院など、患者様の協力程度で治療の結果や期間に影響します。
・矯正装置装着時は、歯みがきがしにくくなるためむし歯や歯周病のリスクが高まります。
・歯を動かすことで歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がったりすることがあります。
・まれに歯が骨と癒着していて歯が動かなくなったり、歯の神経が障害を受けたりすることがあります。
・装置を外す時に、歯の表面に小さな亀裂が入る可能性や、補綴物の一部が破損する可能性があります。
・装置が外れた後に、保定装置を使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。